い草雪駄草履を履いた時の注意点
今年も徐々にですが暖かくなって、これから夏に向けて、
天然素材のい草の草履・雪駄を素足で履く季節になってきましたね。
い草表の雪駄・草履は、足を乗せる表面が畳に使われるい草で出来ているので、
夏涼しく、冬暖かいです。足の裏も熱を持ちにくく、蒸れにくいです。
ぜひ、い草の雪駄、草履をご愛用下さい。
ところで、このい草の草履は、晴れた日に普通に歩いている分には直ぐに傷むことはございませんが履き方によっては表面のい草が1ヶ月も経たないのに駄目になったケースがございましたのでご紹介します。
今回のい草の表面が駄目になった例は、
つま先側に力が入る動作を繰り返ししたためです。
今回のケースは、
マニュアルの車で、クラッチを頻繁に斜めに力を入れて踏んでいて起こったそうです。
そもそも雪駄を履いて運転は、道路交通法では認められておりません。
クラッチを踏む動作でつま先方向に力が入り、表面のい草がずれてしまいました。
このような動作は、い草を間違いなく痛めます。
たとえば、綱引きとか、車を押すとかのつま先や足の鼻緒を挟む部分に体重が加わり
い草の表面にずれが生じるような動作はお止め下さい。その様なときは他の履物をお履き下さい。
以下が今回の例で、痛んだい草雪駄です。御覧ください。
まだ購入して1ヶ月経っていない雪駄ですが、つま先部分に力が入る動作が集中したため、い草の部分がずれてしまい、ひどい部分はい草が剥けてきております。このような動作や行為の場合は,い草以外の雪駄を、たとえば、表面が丈夫なビニール黄畳表雪駄などをお履き下さい。
もしもこのようになってしまったら、これを直す方法はございません。
い草表の雪駄・草履は、足の裏も蒸れず快適です。ぜひ、い草の雪駄、草履をご愛用下さい。
弊社通販サイトの以下のページから購入できます。