下駄・草履・雪駄」カテゴリーアーカイブ

男性雨・雪兼用の下駄を作ってみました。

男性の雨天用履物というと透明爪付きキタタミ表コルク芯草履・ウレタン底草履が一般的です。この草履は鼻緒が白合皮をすげており、通常お寺さんや神主さん用途のように宗教関係の方が主に使われております。
雨用で販売されている履物はこれしかないような状況ですので、雨天はこれを履いているの方も多いのではないでしょうか?

雨の日に下駄は何を履くのですか?と言われると普通の下駄に爪掛けを付けるくらいしかありません。

男性用の雨下駄というを販売している販売店は少ないと思います。弊社も販売しておりません。
そこで、一般の方が雨の日にも、雪の日にも履ける下駄を考えてみました。
雨と雪の日に必要な下駄の部品材料は、以下を選びました。

  • クラリーノ黒爪掛ゴム紐付き
  • 雪道に滑りにくい冬用底ゴム
  • 鼻緒は出来れば濡れてもしみこみにくい合皮鼻緒
  • 下駄の台は、雨雪などの水分がしみこみにくい塗装が施されたもの
  • 下駄の裏側の鼻緒の結び目が濡れないように根金でカパーする

以下の画像が下駄を作る材料になります。
下駄の台は、黒捌きと新橋とありますが、今回は昔から雪下駄で使われている新橋の台で作成します。

 

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実際に作ってみました。

新橋の下駄に黒合皮鼻緒をすげて前金、根金を取り付けました。

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この下駄に爪掛けをかけます。

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完成しました。

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価格は以下のとおりです。

品名 紳士雪下駄 桐 新橋 黒合皮鼻緒
品番     サイズ     寸法(cm)     価格(税別)     足のサイズ
SUGSkg1M     M(8寸)    24.3×11.3×6.5     \7,400    24~26cm位    
SUGSkg1L     L(8.5寸)    26×11.2×6.5     \7,900    25~26.5cm位    
SUGSkg1LL     LL(9寸)    27.2×11.4×6.5     \8,400    27cm~    

弊社通販サイト 下駄・草履・雪駄の通販 現代屋 の 雪用紳士履物 雪下駄・防寒草履・防寒軽装草履 のページ URL http://www.gendaiya.co.jp/uki.htm で購入できます。


男性桐下駄千両LLサイズを作成しました。

男性用桐下駄千両のLLサイズを作成しました。
LLサイズの下駄は日光、右近しかございませんでしたが、去年千両下駄細型LLサイズが入荷して、それを販売しておりました。しかし、その在庫も無くなってしまったので、このたび日光と同じ位の幅の千両下駄を造りました。
鼻緒は、下駄の台が大きいので白合皮と黒ハイミロンのLLサイズ用鼻緒のみすげることが出来ます。

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この千両下駄は、一般的な日光下駄よりも少し違ったものを求める方などに人気があります。
下駄の特長としては、下駄の裏の前の方が斜めになっているので、歩くとき日光よりも足を踏み出しやすく、歩きやすいです。
立っているときは、前側に中心がかかると前が斜めになっている分ふらつくことがございます。
長時間立っていることが多い方には二つ歯で安定感のある日光下駄の方が良い場合もございます。

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品名 紳士桐下駄 千両 柾張 白合皮鼻緒
品番     size     寸法(cm)     価格(税別)     履く方のサイズ
SG011A     LL    27.4×12.7×5.3     \6,000    27~28.5cm

品名 紳士桐下駄 千両 柾張 黒ハイミロン鼻緒
品番     size     寸法(cm)     価格(税別)     履く方のサイズ
SG008A     LL    27.4×12.7×5.3    \5,800    27~28.5cm

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弊社通販サイト 下駄・草履・雪駄・鼻緒の通販 現代屋 の
男性桐下駄 2L 3L 4L 27.5cm以上の下駄 http://www.gendaiya.co.jp/s_sg2830.htm から
ご注文可能です。


鼻緒を選んで作成する女性防寒草履

弊社では、鼻緒を選んで防寒草履を作る女性オーダーメイド防寒草履を販売・通販しております。
足当たりの良い布などの柔らかい鼻緒で防寒草履を作りたいというお客様の要望から防寒草履の台と鼻緒を選んで頂いて作成しております。

鼻緒を選んで作成した2L防寒草履

婦人ビーズ鼻緒 品番 FHfbz1.2.3 価格\7500(税別)→\6000(税別)
防寒草履の台 FBZd2L \20500(税別)
を組み合わせて作成した防寒草履です。

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鼻緒を選んで作成した3L防寒草履
刺繍鼻緒 FHm761e \2800
防寒草履の台 FBZd3L \22000(税別)
を組み合わせて作成した防寒草履です。

Fbz3lv500

弊社通販サイト 下駄・草履・雪駄・鼻緒の通販 現代屋 の
女性オーダーメイド防寒草履 http://www.gendaiya.co.jp/uki4.htm から
ご注文可能です。


男竹皮表軽装草履Lサイズ入荷しました。

竹皮で編んだ男性用畳表草履のLサイズが入荷しました。

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畳表は、足の裏の熱を逃がしてくれるのでいつも足の裏が快適、
夏は涼しく冬は暖かいです。

軽装履きの畳表には、い草表、竹皮表、唐黍表とございますが、
この草履は本格的な茶色の竹皮表です。
畳表の色が茶系ですので、表面が汚れてきても目立ちにくいです。
畳表は、雨の日などに水分が付くと染み込み、畳表が膨張して元に戻らなくなる場合もございますので、雨の日のご使用はさけた方が良いです。
草履の底は軽くてクッション性の良いEVA素材を使用しておりますので、足や膝に優しいです。
鼻緒の柄は松葉、七宝などの伝統的な和柄を使用しております。

弊社通販サイト『下駄・草履・雪駄の通販 現代屋』の
男女兼用軽装履 畳表草履 竹皮 唐黍のページから注文できます。


男雪下駄の鼻緒を縮緬菊菱鼻緒で作成しました。

男性雪下駄の鼻緒を黒ハイミロン鼻緒ではなく縮緬柄鼻緒で作成しました。
下の画像がその部品になります。

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雪下駄を作成するための部品の説明をします。
画面に向かって左から、
前金、根金、巻金、オットセイの毛付きプラツマ、黒捌雪下駄の台、ちりめん菊菱柄鼻緒。
このほかに釘が必要です。

夏下駄を造るときから比べると作業工程が結構増えます。
通常の夏下駄は、下駄の台に、穴を開けて、鼻緒の端の処理(鼻緒に穴を開けて麻紐を通して巻く)をして鼻緒を台に通して、前坪、後緒をすげて、前緒に前金を打ち、後緒は本巻きにします。
雪下駄の場合は、このほかに、以下の作業があります。

裏ゴムが外れないように釘を一足32~40本くらい打ち付けます。

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オットセイの毛の余分な長い部分を切り、巻金をプラツマに取り付けてます。

そのオットセイの毛付きプラツマを、下駄の台に合わせて釘で打ち付けます。
巻き金についている穴にだけ釘を打っただけではプラツマが外れやすいので、穴と穴の間にも釘を打ちます。

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前金と根金を釘で打ち付けます。

 

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これで完成しました。

品名 紳士雪下駄 桐 黒捌 ちりめん菊菱柄鼻緒
            ・オットセイの毛の付いた合成ソフトプラスチック爪付
            ・下駄の底には雪用の滑り止めゴム   
         
         
         
         
         
 
品番 サイズ 寸法(cm)   価格税別 足のサイズ
SUGkM M(8寸) 24.3×11.3×6.5 \12,700 24~26cm位
SUGkL L(8.5寸) 26×11.2×6.5 \13,200 25~26.5cm位
SUGkLL LL(9寸) 27.2×11.4×6.5 \13,700 27cm~         
         
         
         
         
 

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作成 和装履物専門店 現代屋


女性オーダーメイド下駄 鎌倉甲掘 刺繍鼻緒付を作成しました。

女性オーダーメイド下駄を紹介します。

下駄の台は、女性桐下駄 桐鎌倉甲掘「天横彫板鎌」
品番 FGkpikm1M09 サイズ M 寸法 約 23.4×8.3x8cm 23~25cm位
      
本体価格 \9000  税込\9450です。

鼻緒は、婦人刺繍鼻緒 番号 FHm761e \2800の1赤です。

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最近は成人式に甲掘下駄を履く方がおりますが、この下駄もその用途です。1月12日に作成した下駄です。

鼻緒をすげて下駄が完成しました。この下駄は鎌倉彫が側面に施されておりますが、外側の部分のみですので、右左がある下駄になります。鎌倉彫が彫られている側面が外側になるように履きます。

鼻緒も片方側だけに刺繍が施されておりますので、こちらも外側の鎌倉彫と同じ向きに刺繍が来るように鼻緒をすげます。

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作成 和装履物専門店 現代屋


男性用黒合皮鼻緒をひさしぶりに作成しました。

こんにちは、下駄・草履・雪駄の専門店 現代屋の高野です。

弊社では、冬の下駄である男性雪下駄を販売しております。

この下駄には、通常黒ハイミロン鼻緒をすげております。
この鼻緒は男性用鼻緒ではごく一般的な生地鼻緒ですが、生地素材のため雪が付いたりすると鼻緒が濡れてしまいます。

雪が付いても濡れにくい鼻緒は合皮素材の鼻緒になります。
男性用合皮鼻緒は白しかないのですが、この鼻緒は、宗教関係や調理師の方が履く下駄用であまり一般的ではございません。

冬の履物には、濡れにくい黒鼻緒も用意した方が良いと考え、今回、一般の方用に黒合皮鼻緒を作成しました。

合皮鼻緒なので、雪や雨などがしみこみにくいです。

鼻緒が濡れていて困っていた方は試してみてはいかがですか?

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黒合皮デラクール鼻緒 日光・右近用幅2cm


防寒草履を購入時にオットセイの毛を爪革に付ける方が希にいます

下駄・草履・雪駄の専門店 現代屋は、北海道札幌に店舗がございます。

冬は雪が降り積もるので、和装姿の方は、防寒草履・冬草履、雪下駄、時雨履き、防寒クイン下駄、防寒下駄などを履かれます。

ネット通販をするようになってから、これらの雪国独特の履物を北海道はもとよりそれ以外の地域の方にも購入していただいております。

その冬の女性用防寒草履、防寒クイン下駄に昔ながらのオットセイの毛を付けて欲しいという方が希にいらっしゃいます。

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そのような方には、オットセイの毛を付けて販売しております。

寒さと雪の進入を防ぐ役目、レトロな感じのおしゃれさがいいみたいです。

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今から40~50年前くらいの女性防寒草履は雪下駄のように標準でオットセイの毛が付いておりました。
        昔は除雪が今のように整っていなかったので、雪が深い道が多く草履の中に雪が入り込みやすかったので、それを防ぐのと寒さ対策の為にオットセイの毛をつけて販売しておりました。
        しかし、昭和30~40年代くらいになると道路状況が良くなってくるのと共にオットセイの毛は野暮ったくなり、外してスマートな防寒草履を販売するようになりました。

以下が今回、防寒草履にオットセイの毛を付けた画像です。

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現代屋のblogをはじめました。

こんにちは、創業昭和八年 札幌の下駄・草履・雪駄の専門店 現代屋です。

 当店は、創業より伝わる鼻緒すげ技術にさらに改良を続け、履きよい下駄、草履、雪駄などの和装履物をネット通販と実店舗で販売しております。

通販サイトのアドレスは、http://www.gendaiya.co.jp/ です。

 通販サイトは、1997年に開設しましたが、twitter facebookなどのソーシャルネットワーク関係やblogは、よく解らなかったのでやっておりませんでした。

しかし、最近はtwitterやfacebookに参加している人は多いようで、時代の流れを感じ、去年からぼちぼちとはじめてみました。

 まずtwitterからはじめて、次ぎにfacebookに参加し、このたび、ブログを始めることにしました。和装履物を中心に、日々感じたことなどを書いてゆこうと思っております。

宜しくお願い申し上げます。

以下の画像は弊社の男性用桐下駄千両下方です。Getasenryogeho_2