傷ついた鎌倉彫右近下駄を塗料を塗って補修
私が履いている鎌倉彫右近下駄を塗料を塗って補修しました。上の下駄の画像がその下駄ですが、これは新品時の画像です。
この下駄は、店舗で履く下駄で2008年から履いていて今年で5年目です。店舗で履く位なのでそんなに痛みませんが、5年も経つと、かなり側面や角が傷ついて塗料も剥がれてきております。このままでは、さらに剥がれてくると思うので塗料を塗って補修しました。使用した塗料はカシュー油性塗料です。この下駄に合う色が無かったので、えび茶と焦げ茶のカシュー油性塗料を混ぜて色を作り塗りました。
前回のブログ、傷ついた下駄を自分で補修する http://www.gendaiya.co.jp/blog/geta/getanohosyuu
に補修方法、補修材料について説明しておりますが、その方法で補修しました。
補修前の状態
下駄のつま先側と角の上下、側面の下側など塗った部分が剥がれてきてます。放っておくとさらに同じ箇所をぶつけたり擦ったりするので広がるおそれがあります。
補修完了
カシュー油性塗料の焦げ茶とえび茶を混ぜて色を作り、剥がれた箇所に塗りました。塗るのも三度塗り位してます。部分的にえび茶や焦げ茶を塗って鎌倉彫の塗りに近いように塗ってます。塗った後は丸一日乾かします。
塗料で補修したので表面はかなりきれいになりました。近くで見ると補修した部分がかなり艶が出るので、していないところと比べると艶有と艶無しがはっきり目立ちますが、私はその違いはあまり気にしないのでこれでOKです。