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以下はファイルメーカの通販運営管理データベースを作った履歴
日付 | 出来事 |
1997/ 5 |
1997年から通信販売の運営を始めたが、納品伝票、送り状、などすべて手作業・手書きで行っていた。 |
1998/?~ 1999/ 7 |
手書き伝票をなくするために内容確認・お見積メールを印刷し納品伝票とし、複写伝票以外の送り状は、インクジェットプリンターで印刷。郵便振替用紙とゆうパックと定形外代引きの複写伝票はすべて手書き。
データベースソフトでファイルメーカというとても便利なソフトがある事を知った。カード型データベースは以前使ったことがあったが、ファイルメーカーとは比較にならないほど、とても単純な物であったからファイルメーカが本当に使えるようになるのか自信がなかった。使ってみたがリレーショナル部分の解釈がよくわからずに、簡単な住所録などを作ってみるが業務で使うようなシステムを作るのは無理だった。とりあえずデータベースの業務使用はあきらめる。 |
1999/ 8~ 2000/ 5 |
いよいよ通販の注文が増えてきて、この注文増加ペースで来年のことを考えると、手書きや手作業では効率が悪く、今の運営では受注に対応できなくなる危機感があった。何が何でもデータベースで通販を管理する必要性を痛感。参考書を3冊買い込み、猛勉強。今までこんなに勉強をしたことがないほど?真剣だった!難しい部分は読んでもよくわからなく、最初はパスして次ぎに進んでいたが、パスした部分が分からないと、通販に使えるデータペースは作れないので、とにかく何度も読み直した!分からない部分を何度も読み返してゆくと今まで分からなかったことが少しづつ分かってきた。1ヶ月くらいすると、だんだんファイルメーカがわかるようになってきた。 他の人が作ったデータベースやサンプルで付いてきているシステムを解析しリレーショナルの仕方、ファイル構成やポータル、スクリプトの方法などを勉強した。 顧客名簿ファイルとメインファイル通販管理ファイル、支払案内文ファイルの3つを作り、郵便振替用紙印刷と社内伝票、納品伝票、複写式以外の自社送り状の印刷が出来るようになる。まだまだ改良の余地有りだか、通販業務で使いながら改良してゆくことにする。ver.0.5 自分では解決できなく、参考書にも載っていないデータベースの仕組みを作るために、ファイルメーカの達人がいるメーリングリストにも参加した。 ECセミナーの講師岸本氏のデータベースソフトファイルメーカのデータベースを少しだけ見せてもらった。画期的なデータベースだった。この頃、まだ、データベースの構成などを暗中模索している段階だったので、非常に参考になった。 顧客名簿ファイルとメインファイル通販管理ファイル、支払案内文ファイルの3つの他に商品マスターファイルと売上記録ファイル、送料ファイルを加えて五個のファイルをリレーショナルして今の原型が出来た。 スクリプトで自動実行を増やしていく。 1999年10月のメイン画面 この頃は、まだポータルを理解しておらず、商品名、個数、金額、備考を記入する納品伝票部分を繰り返しフィールドを使用していた。ver.0.8 |
2000/6 | 送り状印刷や複写伝票印刷のために高速、高品位ドットインパクトプリンターOKI MICROLINE5350SEを購入しました。
今まで、今年の4月までは私が手書きで、4月から6月まではスタッフの山埼さんが手書きで送り状を書いていたのですが、これからは印刷された送り状で発送できます。
pcに2台のプリンターを常時接続してファイルメーカーのスクリプトで印刷スクリプトを組み、印刷ポタンを押すと納品伝票類や定形外の宛名印刷はインクジェットプリンターで印刷し、ゆうパックや定形外代引きなどの複写式送り状はドットインパクトプリンターで印刷するようにするため、あえてプリンタ切換器を使わず、インクジェットはパラレルコネクターに接続、ドットインパクトプリンタはマルチプロトコルプリントサーバ メルコ LPVTX1を使いピァツウピァのLANで繋いでおります。 2000年10月くらいのメイン画面 ポータルがわかって伝票部分をポータルで作り替えた。ver.1.0 |
2001/4 | メインマシンに自作Windows2000を導入。 エプソンのPM-770CをLPTに、沖のOKI MICROLINE5350SEをマルチプロトコルプリントサーバ メルコ LPVTX1を使いピァツウピァのLAN接続。ファイルメーカーの印刷スクリプトをWindows2000用に更新。エプソンPM-770cで実行すると郵便振替払い込み用紙の印刷位置がずれる。 エプソンのWINDOWS2000用ドライバーがタコなのか通常の印刷よりも文字の間隔が詰まってしまう。印刷プレビューもソフトのプレビューとエプソンのドライバーのプレビューとでは、印刷結果が異なる。エプソンのサポートに改善策や新しいドライバーの予定を聞いてみたが、改善の見込みがないので、今までの印刷レイアウトで印刷することはあきらめる。 郵便振替払い込み用紙は、Windows2000版郵便振替用紙の印刷レイアウトを作成し、windows2000につながったPM770Cで印刷するときは、このレイアウトを読み込み印刷するようにスクリプトを追加しました。ファイルメーカーのスクリプトは本当に便利だ。条件分岐を指定するだけで人間がボタンを押すだけで機械は決まったルーチンをこなしてくれる。ver.1.20 |
2001/5 | メールで送られてきた注文データのデータベースへの入力はすべて手作業のカットアンドペーストで行っておりましたが、効率と正確性から自動取込スクリプトを作成。csvファイルでインポート出来るので、注文データ取込スクリプトというのを作って自動的に取り込めるようにしました。今のところ、すべての項目をインポートするのではなく、主要部だけを取込、残りは自分で確認しながら、一部カットアンドペーストするスタイルにしました。今までのカットアンドペーストから考えると一瞬のうちに受注データが張り付くので楽になった。ver.1.30
以前より作ってあったファイルメーカからメールを送信するスクリプトを手直して使い始めた。ボタン一つで各項目を条件分岐して自動作成されたメール文と送信先、件名を新規メールに自動入力してベッキーの送信箱に入れてくれる。あとは、内容を手直しする必要のあるモノだけ手直しして送信ボタンを押すだけ。すごく楽になりました。 今までなぜ使っていなかったのか?それは、使用しているメールソフトBecky!InternetMailがMAPI に対応していなかったから使えずにいた。この件については以前、作者のTomohiro Norimatsuさんに問い合わせしている。ベッキーver1の時代にMAPI との連携でファイルメーカの送信スクリプトを使いたいのが、ベッキーでできるかと訪ねたところ、『システムファイルを独自のものに入れ替えたりなど、かなり危ないことをしなければならないため、今は対応していない』とのことで、この機能はあきらめて出来るだけメール送信を補助するスクリプトで乗り切ってきました。一時はMAPIのためにユードラに乗り換えようかと真剣に悩んだが、ベッキーの便利さを捨ててまで他のソフトに乗り移ることが出来なかった。 しかし、ver2ではみごとに対応してくれました。感謝!感謝!です。<m(__)m> スクリプトを手直ししてメール送信スクリプトを本日から使っているが、すごく便利!メール送信処理の時間が短縮した。ver.1.31 ver1.32 注文品注文品リスト・レイアウト・スクリプト作成。 ver1.33 配達日指定料金スクリプトで料金自動転記。 |
2001/6 | ver1.34
伝票印刷スクリプトを簡素化。 自作PCに2台のプリンターを接続しインクジェットはパラレルコネクターに、ドットインパクトプリンタはLANに接続して、ファイルメーカーのスクリプトで印刷スクリプトを作り、印刷ポタンを押すと納品伝票類や定形外の宛名印刷はインクジェットプリンターで印刷、ゆうパックや定形外代引きなどの複写式送り状はドットインパクトプリンターで印刷するようにしている。ファイルメーカは、プリンター設定をスクリプトで変更することが出来ないために、2台のプリンターを切り替えるのはダイアログを出して手動でセレクトしてボタンを押すというように印刷スクリプトを実行すると必ずプリンタ切り替えを手動で行ってきた。しかし、これでは効率が悪いためこの部分も自動化できないものか2日くらいいろいろと調べた結果、WindowsではWHS(Windows Scripting Host; 動くホームページで使われてきたJavaScriptやVBScriptなどのスクリプトを、Windows上で動作するようにするための仕組みなわけで、Windows98から標準装備となった機能)を使うとファイルメーカー側から通常使うプリンタを変更することも可能と言うことがわかった。早速、WHSの事を調べ、プリンタの確認と設定変更が出来るようになった。これをファイルメーカーから実行する。「メッセージを送信」スクリプトで、 c:\pinter.vbsなどと指定してスクリプトにして、実行すると、プリンタを変更出来るようになった |
2006/6/21 | ver1.35 oki5350SEを完全制御に変更する。ゆうパック書留に対応する。 ver1.36 足情報・クレジット情報スクリプト入力にした |
2006/6/29 | ver1,37 商品情報をメールからコピーしてスクリプトで取込。 |
2007/6/1 | ゆうパック重量制に料金システム交換6-7月のみ |
2007夏 | お支払い方法の間違い確認チェックを強化 |
2007/12 |
ver1.4 クレジット会社・クレジットカード番号の間違いチェック強化 |
2008/3 |
ver1.4a 注文お届け先記入漏れチェック機能追加。 |
2008/5 | ver1.5 クレジットカードの複数使用に対応 |
2008/6 | ブラックリストチェック確認に対応。 |
2009/3 | 取込一発ボタンを設置。合計金額チェック機能+ |
現在のメイン画面
参考書籍
おすすめBOOK amazon.co.jpアソシエイトプログラム 以下のリンクの線が入っている本は、 リンクをクリックするとアマゾンジャパンから購入できます。 |
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名前
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出版社
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著者
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ファイルメーカーProスーパーテクニック | 東音企画 | マット・ペトロウスキー著 ジョン・マーク・オズボーン著 |
ファイルメーカーPro5.0forWindowsパワーアップブック | オーム社開発局 | 小山香織 |
実践ファイルメーカーPro | DART | 茂田克格+フリッピ |
ファイルメーカーPro4.0入門forMacintosh | BNN | 大重美幸 |
FilemakerファイルメーカーProVer3~5対応関数・スクリプト事典 | ラトルズ | 茂田克格 |
参考サイト・ダウンロードサイト
サイト名
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備考
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FileMaker Pro Users Club | ファイルメーカーProに関するWebページ・フリーウェア/シェアウェア・市販ソフト紹介・書籍/雑誌記事・ユーザー情報・FAQ等の様々な情報を掲載しています。 |
kipwmiのホームページ | ファイルメーカー及びデータベースに関するニュース、各種TIPS やテンプレート、ファイルメーカのレンタルサーバなどが紹介されています。ファイルメーカを使ったチャットや kipwmiのファイルメーカー会議室という掲示板もあります。 |
ファイルメーカユーザのページ | ファイルメーカーのメーリングリストあり。ファイルメーカを使っていて困ったことや使い方などファイルメーカの各種の情報を交換する場です.ファイルメーカに興味のある方,ビジネスや生活に活用している方,どなたでも無料で参加できます.積極的な質問や回答,情報交換をしてください.他に、テンプレート、tipsなど。 |
KAJIKA's TOWN | FileMakerのTips、Templatesなど。WSHについても記載。 |
K's Mix | LANやSOHO環境の構築,Mac-SOHOメーリングリスト,ファイルメーカの技術解説やテンプレート,談話室,伝言板などとっても役にたつ情報が満載です |
ファイルメーカ社(日本) | ファイルメーカのアップデートが出来ます。 |
Filemaker.inc.(米国) | 本家 FileMaker社 のホームページです。 |
--↓WindowsでFilemakerを使う場合、WHSが使えるとスクリプトだけで出来ないことまで出来てしまいます----- | |
KAJIKA's TOWN |
FilemaderのTips Templates Powered by WHSあり。WSH(Windows Scripting Host)を使って、FileMakerの可能性を広げてみよう。 |
Sunago's VBA Page | Sunago's VBA Pageは業務アプリケーション開発者の視点からEXCEL,ACCESSを使ってシステムを開発する際に直面するさまざま疑問を解決すべく、実践的なVBA プログラムテクニック(サンプルコード)等を紹介しています。Windows Scripting Host 講座あり。 |
趣味のJavaScriptなページ | Windows Scripting Hostのページあります。 |