北米でアジアテイストの草履型履物が若者に大人気!
この夏には、1999春夏のNYコレクションなどのファッション・ ランウェイで足袋型ソックスや
草履を扱ったものなどが第一線の有名 デザイナーから出た影響もあって、市場に草履型が溢れた夏でした。
それが皆、どれもこれも台湾製の畳状などだったのですが、チープな作りで残念だったのを覚えています。
ティーンから20代後半まで若者に大人気でした。
北米は勿論ですがとにかく鼻緒型というのかしら?要するに足の親指と 人差し指に引っかけるタイプの サンダルは
夏場になると世界的に見られる傾向です。 こちらではそういう鼻緒型サンダルを総称してthong sandal と言います。
一般的にレザーの物を指しますが、夏場には市場に溢れます。
それが今年の夏は、特にアジア色の濃い草履が市場に出た年でした。
ヨーロッパの名だたるブランドではかなり下駄に近い物なども 打ち出していたほどですから。
これまでは、中ヒールからかなり高めのヒールまでお洒落なリゾート用感覚のthong sandal が多かったのですが、
今年の夏は世界的にデザイナーの提案したローヒールのコンフォート(快適感)を重視したデザインが
打ち出され、世界的なヒットとなったはずです。
ヨーロッパ夏場に於いて、はたして畳素材の草履などが出回っていたかは 解りかねますが、
北米市場はアジアテイストの物がとにかく溢れていました。
(情報提供 カナダ在住女性)
若い女性に『げた』が人気!
1997年の夏、下駄や草履が若い世代の間でちょっとしたブームを呼びました。以下の文は1997/05/08にアップしたものです。
ゆかたの時期には、まだ早いが『げた』が売れています。!と言っても着物に履くのではなく、洋服の時に履くのです。
今夏若い女性の間でサンダルの代わりに『げた』がもっとも注目されているアイテムです。
ここに2、3年パリコレクションやミラノコレクションでも『げた』をアレンジしたサンダルも登場しており、和装の機会のない若い世代に新鮮に映るのが人気の秘密です。
また、従来のように女性は、女性用のげたというのではなく、見た目が気に入ったなら、男性用のげたでも良いらしく男性用のげたを買う女性も増えています。げたの他にも当店で若い女性に人気があるのが女性用の井草で出来たぞうりです。普段、履くのに売れております。