下駄草履雪駄の販売 現代屋

軽装履きの雪駄・草履についての説明

履き心地の良い軽装履きの雪駄・草履についての説明

履き良い下駄 草履 雪駄を販売する現代屋

軽装履きとは?

軽装履きとは、製造段階で鼻緒をすげている修理の利かない、いわゆる『履き捨ての草履』のことです。(サンダルを修理して履く方はあまりいないですよね。そのような取り扱いです。)
『軽装履き』は製造段階で鼻緒をすげているので、鼻緒を伸ばすこと(ゆるくすること)は出来ますが縮めるとこ(詰めること)は出来ません。足の大きい人の場合多少伸ばしてさし上げておりますが、あまり伸ばすと後でゆるくなりすぎ、履きづらくなる場合もあるので最初は『多少きつめ』を履き足に合わせていくとあまりゆるくならず足に合った履きやすい草履になります。最初ちょっと鼻緒の当たる所が痛いかもしれませんが、履いているうちに徐々に伸びてきますので履いて自然に足に合わせて下さい。

軽装履きの製品差について

軽装履きは見た目が同じ様なものでも価格と品物に差がある場合があります。一概には言えませんが使っている材質や製法などによって価格が違ってきます。また、製造段階の鼻緒のすげかたで履き心地が違います。
当店の軽装履きは材質に良質のものを使っており、履き心地も良いです。

軽装履きを履くときの注意点 新しい軽装履きでも、直ぐに壊れる場合がございます。ご注意下さい

  • お草履は一足一足職人さんの手作りです。革底等の素材を接着剤で接着しているため、水分を嫌います。水たまりなどは、出来るだけさけてお歩き下さい。
  • 特に革底の草履・雪駄は、水たまりなどで、底から中に水分が入ると、新しい物でも底がはがれる場合がございます。十分ご注意してお歩き下さい。
  • また、雨の日は、上記の理由から履かないように御願いします。
  • ビーチサンダルのような活用法は出来ません。(壊れます。)
  • 自分以外の足の大きい人に履かせると鼻緒がゆるくなって元には戻せません。
  • 鼻緒に急激に大きな力が加わると新品でもその箇所の鼻緒が抜けることが有ります。以下がその例です。
    • 歩いているときに踵部分を後ろの人に踏まれたり、突起物につまづいた時。
    • 軽装履きの前坪を伸ばそうと力任せに引っ張った時。

●かかとに金具のついている雪駄を初めて履くときの注意点

合皮底、革底の雪駄の踵には、減り止めと粋な音を出すために馬蹄形(U字型)や三角形の金具が付いております(右の画像参照左側馬蹄形、右側三角形の金具)
その雪駄の種類によりどちらかが付いておりますが、馬蹄形の金具は初めて履くときの歩き方によっては金具がすぐはずれる場合がございます。なぜはずれるのかというと馬蹄形金具自体が合皮、革のかかとに深く食い込ましているだけで、三角金具は釘で留めております。これが歩いているときに何かに引っかかるとはずれてしまうときがあります。
これをはずれないようにするには、はき始めに以下の歩き方をすると外れにくくなります。
雪駄で歩くとき、引きずるように歩く方が多いと思います。私もそうです。しかしこの金具が付いている場合は、絶対はじめは引きずらないで歩いて下さい。ちょっとした拍子に金具が取れる場合がございます。
この金具が付いている雪駄を履く場合は、初めて履くときからしばらくの間、雪駄の踵を引きずる歩き方はせず、踵の馬蹄形の金具を、より雪駄のかかとに食い込むように地面に踵から接地するようにお歩き下さい。そうすることにより、より金具が雪駄の踵にくい込みはずれにくくなります。