- 雪駄と草履の違い
- 雪駄とは千利休が考案したといわれる履物で、畳表の裏側に通常の草履より固くて厚い茶色の牛革(象皮底)を使い、革のかかとに鋳物の三角形のプロテクターや馬蹄形と呼ばれる金具がついた付いた履物の事です。かかとの減り止めになりまた、歩くとチャラチャラと音がなり粋です。草履とは、天と底の間に草履のコルク芯が存在し、底に水色系のクローム底(婦人草履に通常使われている牛革底)を使い、かかとの所にかかとゴムが付いている履物をさします。かかとの高めのものはほとんど草履です。
- ●雪駄、草履の底(裏側)
- 象皮底は新しいうちは滑り易いです。それでかかとだけを金の付かないゴム製のかかとゴムに変えることもできます。
- ●特別注文のご案内
- 特注で最初からクローム底、かかとゴム付きと指定して頂ければ草履のつくりで作ることができます。ただし、特注の場合、早くて3週間、通常1ヶ月、遅いときで2ヶ月と大変日数がかかります。その時の受注の状況によります。
- ●雪駄のサイズ
- 和装履物業界では草履のサイズを昔からの尺貫法で測ります。
雪駄は普通サイズ(当店のフリーサイズ)が8寸から8寸2分です。一寸は3.03cmなのでだいたい 24.3から24.8cmです。当店ではこのサイズで24.0cmから26.5cmの方に履いていただいております。
これよりも、大きいサイズもございます。この上のサイズは特大(八寸五分)ですが当店の特大雪駄は実寸が8寸6分(約26.3x10x3cm)です。27cmから27,5cmくらいの方に最適です。
草履、雪駄は台よりかかとを出して履きます。それが、粋な履き方です。
ですから、履物自体も少し小さめに出来ています。
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